FISフリースタイルスキー
ワールドカップ2019

今年で5回目を迎えるFISフリースタイルスキーワールドカップたざわ湖大会。鋭いターン、華麗なエア、驚愕のスピード。今年も各国代表選手が迫力のレースを繰り広げます。
東京、秋田、大阪の大学から集まった6人のインターン生が、大会の様子・関係者の方々の熱い思いを伝えます!
秋田おこしインターンシップとは?

今回のインターンでは、秋田にある国際教養大学の学生と東京・大阪から集まった大学生が、2019FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会の業務として、世界各国から集まった選手たちのおもてなしをしました。

外国人選手の通訳業務のほか、運営に関わるさまざまな業務を秋田で体験してきました。

モーグルとは?

モーグルとは、ノルウェー語で雪上のコブを意味します。

モーグル競技とは、雪面に規則的なコブが配置された急斜面での滑走を、高いターン技術、エアー演技、ハイスピードの3要素で審査する競技です。採点配分はターンが全体の60%、エアー20%、スピード20%となっています。

華やかなエアーに注目が集まりますが、あくまで最重要要素は「ターン」となっています。柔らかなひざ使いで、滑らかに正確にコブを乗り越えることがモーグルの基本です。

またレース中には音楽が使用されます。ビートの効いたエネルギーあふれた音楽のおかげで、華やかなショー要素も高いです。

2019FISフリースタイルスキーワールドカップ
秋田たざわ湖大会とは?

2019FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会秋田県仙北市のたざわ湖スキー場で毎年開催されているW杯です。

今年で5回目の開催となるこの秋田たざわ湖大会は、国内で唯一開催のモーグルワールドカップであり、世界中からトップレベルの選手たちが秋田に集結しました。

今年は2月23日(土)、2月24日(日)に開催され、約20カ国、選手・コーチ・役員含め、約150名もの人が参加しました。


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スケジュール

1日目

ホテルに到着!選手のお出迎えをしました。

2日目 観光

観光を希望する選手関係者の方々とともに「劇団わらび座」へ。
役者の方々3人から「殺陣(たて)」を教わりました。
皆さんノリノリで楽しんでいました♪
その他にも備品の準備など、裏方の作業もしました。

3日目

公式練習とウェルカムパーティーを開催!

スキー場のレラという会場で開会式をおこないました。
鏡開きをして豪華な料理とともに「秀よし」の日本酒等が振舞われました。

バスの送迎案内

公式練習に合わせて移動する選手のため、
スキー場とホテルを繋ぐシャトルバスの案内をしました。

写真はバスの停留所で!

ウェルカムパーティー

地元の中学生から選手へプレゼントが送られたり、地域の踊りや餅つき体験など、秋田の文化に触れる機会となりました。
インターン生2名が開会式の同時通訳にも挑戦し、関係者の方々の熱い思いを伝えるお手伝いをました。

4日目・5日目

いよいよワールドカップがスタート!
土曜日はモーグル、日曜日はデュアルモーグルの試合を開催。
作業の合間に第2エアのところまで上り、間近で観戦させていただきました。
圧巻のスピードのターンと、目の前で繰り広げられる華やかなジャンプ技に感動しました。

リザルト配布

試合結果を記録し、配布や掲載も私たちの仕事です。

IDチェック

選手の通行を円滑にするため、関係者IDの確認をする業務も。

表彰式

モーグル・デュアルモーグル共に優勝は、
男子はミカエル・キングズベリー選手、女子はペリーヌ・ラフォン選手
おめでとうございます!
表彰後、メダリストを記者会見会場まで案内する仕事も担当。

記者会見

メダリストの記者会見を見守りました。

賞金授与

1から10位の選手に賞金をお渡ししました。

その時に選手ともパチリ!

サンクスパーティー

すべての試合が終了した後、
選手・スタッフ・関係者全員でサンクスパーティー。

選手や大会アンバサダーの上村愛子さんとお話しする機会もありました!

メンバー紹介
台湾出身。今回大会に参加し、雪国秋田のきれいさを満喫しました。異文化コミュニケーションが好きです。
ワンソンロンミナ。
秋田国際教養大学の留学生。
大学生活を過ごした秋田の魅力を、世界各国からやってくる選手・関係者の方々に伝え、秋田に恩返しをしたいという思いから今回のインターンシップへの参加を決めました。
旅・芸術鑑賞・語学学習が好きです。
長谷川 綾子
国際教養大学 4年
東京オリンピックが近いこともあり、海外の選手と関わり、なにか役に立つ体験がしたいと思い参加しました。実際に普段できない他県の大学生との交流や、海外選手との交流、間近に見るモーグルは大変興味深く良い経験をさせていただきました。
土屋 かなこ
国際教養大学 1年
初めて訪れる秋田で、さまざまな思いをもつ他大学の学生や、世界トップレベルの選手、大会をつくる関係者の方々と関わってみたいと思い、参加しました。秋田でのたくさんの人との出会いは私にとってかけがえのないものになりました。
永井 あや
大阪大学 2年
普段は東京で人工知能の研究をしている理系学生です。
日常では会うことのできない人からの刺激が欲しくて参加しました。体を動かすことが好きで、週3,4回はスポーツジムに行きます。
久保田 弾
慶應義塾大学 4年
ワールドカップという大きなイベントに関わってみたい、自然豊かな秋田に行ってみたいと思い参加しました。東京の学生生活では味わえない貴重な経験ができました。
松村 瑞希
国際基督教大学 2年
初めて訪れる秋田で、さまざまな思いをもつ他大学の学生や、世界トップレベルの選手、大会をつくる関係者の方々と関わってみたいと思い、参加しました。秋田でのたくさんの人との出会いは私にとってかけがえのないものになりました。
永井 あや
大阪大学 2年
会場・周辺施設情報
場所 たざわ湖スキー場
住所
たざわ湖スキー場
周辺施設情報 乳頭温泉郷・・・知る人ぞ知る「秘湯」。全国から絶えず人が訪れています。
水沢温泉郷・・・硫黄がかおる乳白色が特徴的な温泉です。
田沢湖・・・・・日本一の深さと、高い透明度を誇る湖。
角館・・・・・・武家屋敷など伝統的な街並みが残る「小京都」です。

その他にも仙北市には秋田の見どころスポットか集中しています。W杯だけでなく、秋田観光も満喫できます!
場所 たざわ湖スキー場
関係者の方々の思い

秩父慎吾さん
(秋田県庁 FISフリースタイルスキーワールドカップ運営長)

最初は海外選手への対応・大会運営ともに初めてで探り探りでしたが、毎年の気づきを次の大会に繋げて、改善を重ねてきました。
今回五回目を迎え、ますます良い大会になっていると思います。

たざわこスキー場は、天然雪のパウダースノーなので、海外のアスリートにも好まれます。
また、周辺には乳頭温泉やお酒など、秋田の自慢できるものがたくさんあります。
このような魅力をアピールし、田沢湖・角館エリア、さらには秋田県全体に流れるようなインバウンドの誘客につなげたいと考えています。

この大会がきっかけで、スキー人口が増え秋田県がにぎわってくれたら嬉しいです。

伊藤聡さん
(仙北市役所 FISフリースタイルスキーワールドカップ競技運営係統括)

関係者の皆さんの力のおかげで、大変な大会運営も楽しく進められました。
秋田の自慢は、自然豊かな環境やここにしかない風景です。
例えば、去年11月にユネスコ文化遺産に登録されたなまはげ行事や、駒ケ岳近くに位置し湯の花が浮かぶ温泉など、秋田の美しさをより多くの人に感じてもらいたいです。


各国代表選手はスキーの技術だけでなく、素晴らしいスポーツマンシップの精神を持ち合わせてらっしゃいます。
挨拶や振る舞いから、海外の色々な国に訪れた経験や、彼らの強さが伝わってきました。
日本語がわからなくても自分の思いを伝えようという気持ちにも感心しました。

私自身、今大会を運営する一員になってよかったです。

河津 祐貴さん
(ワールドカップディレクター)

ワールドカップなどのイベントを作る際のコンサルタントとして働いている河津さんです!

フリースタイルは河津さんにとってはもう家族みたいなもので、安心する存在とのことです。
その大きな理由は選手たちや関係者の仲の良さ!選手たちは試合の際はライバルでありますが、ホテルなどのオフの瞬間は国関係なく仲の良い様子でした。

現在は別の仕事もされていて、お話させていただいた中で心から仕事を楽しまれていることが伝わってきました。

今後に向けて
私は、東京からの参加者としてインターンに参加させていただきました、久保田弾です。

この秋田のインターンでは海外選手の通訳業務を主におこないました。
私は普段、「研究」することをメインに学生生活を過ごしているため、ある程度自分と似通った思考の人と触れ合うことが多いです。

そんな中、私は今回のインターンで、様々な背景を持つ人とコミュニケーションを取ることができ、自分とは異なる分野を極めている人と触れ合うことで自分が持っていない視点で物事を考えることの奥深さを学ぶことができました。

このような機会を与えていただきありがとうございました。
国際教養大学1年の土屋かなこです。
このインターンはあらためて秋田の良さを感じ、新しい秋田の良さも見つけることのできた機会でした。

まず大きく感じたのは秋田の方々の優しさです。
今回関わった方々は皆、話のネタを探して話しかけてくださったり、寒さの心配をしてくださったり、終始お気遣いを感じました。
今までも様々なところで感じていることではありましたが、あらためて今回のインターンで強く感じました。

また、秋田の自然も感じました。今回大会がおこなわれたコースは、ワールドカップの基準を満たすSAJ公認の「黒森モーグルコース」です。
ですが、たざわ湖スキー場やこの大会の存在を知らない方はまだまだ多くいます。
私が多くの感動や興奮を味わったこの大会をより多くの方に知ってもらいたいと感じました。


秋田には美味しい食べ物、綺麗な景色や自然があり、優しい方が沢山います。
秋田に一度足を伸ばして、皆さんにも体験いただきたいと強く感じたインターンでした!
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